語学留学プログラム体験者の声(2名)

01 語学留学プログラムNZ
01 語学留学プログラムNZ

在     籍:九州の県立高校(進学校)の高校1年生(男子)Rくん
不  登  校:高校1年生の夏ころから
ご相談時の状況: 先輩との確執がきっかけ
初回 の 面談:福岡・博多での合同相談会にて、祖父さま
留  学  国:カナダ
留 学 期 間:6カ月

 九州の進学校に通っていた高校1年生の男の子。お話していても「地頭の良さ」を感じるお子さまでした。不登校になったきっかけは、部活の先輩との合わなくなったこと。行動に移すにあたって、その理由や次の行動の意味が分からないと動きたくないことを、伝えたことで「面倒くさいヤツ」と先輩の目には映ったようで、それからの部活には行きづらくなり、学校へも行かなくなってしまったというお話でした。 ご祖父さまにとっては、自慢のお孫さんであったようで学校に通えなくなってしまったことが、なかなか受け入れられないとおっしゃっていたのが印象的でした。それでも、いろいろな人生はありますし、この多感な年代のお子さまを自分に合わない環境に無理に押し込めておくだけが全てではない、視点を変えて違う「道」もある、海外留学という選択肢もあることをお伝えしました。

 Rくんは両親よりも近くに住む祖父さまと一緒にいる時間も多いようで、なんでも祖父さまに相談をするようなので、Rくんのことはよく分かっていらっしゃるようでした。「その先輩も今年で卒業するんだったら、1年留年(休学)してでも今の学校に通い続ける方法はどうでしょうか?」と、柔軟な発想でのご提案に、私たちもRくんが想定できるのであれば、その道も大いにあるのではないかと思いました。ただ、その1年の留年(休学)を何もせずに過ごすのではなく、前に動き出す留年(休学)として、半年間の長期語学留学のご提案をしました。

 この語学留学期間中の目標もしっかりと決めて、英語力というものをここでしっかりと身に付けて、大学受験に臨むことを提案いたしました。 国内ホームステイ体験では、九州から東京まで一人で出てきてくれました。定期的なカウンセリングでは聞き出せなかったことも聞くことが出来ました。「ボクは東京大学に行きたい」と。とっても大きな目標に驚きましたが、今までのRくんを見ているとそれも出来るのではないかと感じました。英語力という目標については「英検準1級合格」を掲げました。そのためには、このカナダへの6カ月間の留学でどのような生活をするかも、この国内ホームステイ体験の場で深夜までじっくりと話し合いました。 翌朝、元気に施設を後にして東京に住む親せきのお宅に向かいました。数日後、RくんからLINEで写真が送られてきました。その写真に写っていたのは…赤門(東京大学の入り口にそびえる門)の前でピースをするRくんでした。彼ならきっとやってくれると信じています!

02 語学留学プログラムNZ
02 語学留学プログラムNZ

不  登  校:高校2年生のころ
ご相談時の状況:うつ、摂食障害
初回 の 面談:お父さまとの電話相談
留  学  国:ニュージーランド
留 学 期 間:3カ月

 「娘が留学したいというので、いろいろと留学会社に問合せして相談もしてきたのですが、娘の『状況』を伝えるとどの会社からも断られました。その中の一つの留学会社から障害がある方たちのために留学サポートをしているターニングポイントを教えてもらいました。」と電話があったのが、5月のことです。 そこから2か月間をかけて国内サポートをすすめて参りました。国内サポートを進めていくのと同時に「高卒認定試験」に向けてのテスト勉強も同時に頑張っていました。

 ご相談時の状況をお父さまからお電話で伺った時には、どのような留学を提案できるかを考えなければ…と必死に頭をフル回転させていましたが、話を進めていくうちに「まずは話を伺おう、そこからヒントが見つかるはずだ」と思い直しました。「うつ」「摂食障害」というワードがあるとそればかりが先行しがち(私もそうでしたが)ですが、よくよくお話を伺ってみると「なるほど」と思える箇所は多かったのと、早くご本人とお話をしたいという思いでした。その日のお電話ではお父さまだけでしたが、後日、お子さまとお話をする機会がありました。とっても緊張していることが受話器からも伝わってきましたので、リラックスして欲しいということと、一番不安に思っているであろう「大丈夫だよ、必ず留学出来るよ」「一緒に諦めずに探していこうね」という言葉をかけました。お話を伺っていても、特別なことはなく年頃のお嬢さんの留学相談だというのが最初の印象です。ただ、少しほんの少し気にかけて上げる必要があることを、私たちターニングポイントは感じ、それを現地スタッフや学校、滞在先に分かりやすく伝わりやすいように言葉にしていくことで、きっと乗り越えられると確信を得ました。その「少しほんの少し」というところですが、3カ月間という期間が最後まで引っ掛かりました。初めての留学で3カ月というのはかなり長いと社内でも話し合いになりました。1週間や2週間でも親元を離れて生活をするというのは乗り越えなければならないことが多いのに、3カ月という期間はどのような化学反応を起こすのか。それでも、Yさんはこの留学を頑張ってその後の「高校卒業認定試験」を乗り越えたい、という気持ちを話してくれたことを社内で共有し、スタッフみんなでYさんを応援しようという覚悟がはっきりとまとまりました。それからの2カ月間は、障害の有無を感じることも思い出すこともないくらい、順調に取り組むことが出来ました。

 そして、3か月間の留学も休むこともなくしっかりと英語力も付け、アクティビティにも積極的に参加し、充実した留学生活をおくりました。帰国して少し経った頃、「高認の試験合格しました!」というLINEメッセージが届きました。

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