語学留学+海外校体験プログラムの声(2名)

01 語学留学+海外校体験プログラムNZ
01 語学留学+海外校体験プログラムNZ

在     籍:千葉の市立中学の中学3年生(男子)Mくん
不  登  校:中学1年生の終わりころ
ご相談時の状況:起立性調節障害、こだわりが強い(自閉スペクトラム症の疑い)
初回 の 面談:千葉県・柏市での合同相談会 本人、お父さま・お母さまとの面談 
留  学  国:ニュージーランド
留 学 期 間:4週間(語学留学2週間+海外校体験2週間)

 千葉県で行われました「通信制高校が集まる合同相談会」ではじめてお会いしました。講演会でお話を聞いて頂き、そのまま留学相談コーナーに3名さまでお越し頂きました。「あー、こんな進路もあるんだと、本当に感心して聞いていました」とお父さまは言います。最初に語学留学で英語に慣れ、その後、海外校への体験をするときには、『バディ』が付いてくれることで、学校生活で不自由になることがないという安心感はこのプログラムの最大の特長です。

 初めての留学であったので、「4週間」という時間の経過が本人にとってはどのように感じられるかは、ご希望を伺ったときにメリットとデメリットのお話をさせて頂きました。留学費用という視点でみた時に、3週間も4週間もさほどの差はなかったことも大きかったとお父さまはおっしゃりましたが、Mくんに対する期待やMくんならできる、という根拠のない自信はあったと言っていました。ご両親さまが不安の中、留学をするというよりかは「応援したい」という気持ちの方が勝っているご家族であったので、私たちも大いに応援する気持ちになりゆっくりとサポートしていくことになりました。

 定期的なカウンセリングを重ねてきましたが、興味のある話や今の生活についてなど様々なテーマで話をしてきましたが、大きく盛り上がることがなく、また新たな情報もなかなか手に入らず手をこまねいていた頃に、国内ホームステイ体験の日がやってきました。緊張するMくん。その緊張をほぐすにはそれほどの時間は掛かりませんでした。電話というものでの会話は苦手でしたが、直接会ってみると、饒舌に話が進みました。それも自分の好きな電車の話になれば、話は止まりません(笑)。これはとても重要なことで、誰しも苦手なことやモノはあります。そして好きな事やモノ・得意なことやモノもあります。そのどちらに力点を置くかというところが重要だと私たちは考えます。好きな事や得意なことをさらに伸ばし、応援し褒めたたえていく海外の教育の在り方が根底にあります。Mくんとの話は深夜にまで続きました。「翌朝、必ず自分で起きるんだよ、朝の支度の準備が整ったら、朝ご飯(海外風の朝食スタイル:トーストやシリアルなど)を自分で用意するんだよ」と告げ眠りにつきました。翌朝は、目覚まし時計と共に起床し一緒に朝食を摂りました。「目覚まし時計で起きたのは久しぶり」とMくんは言います。

 出発当日、成田空港でMくんの来るのを待っていました。定刻にMくんは待合せ場所にご家族皆さまとお越しになりました。緊張が体から飛び出しているように感じるくらいのMくんに私たちは優しく「今朝は何時に起きたの?」「大好きな電車に乗ってきたの?」「お腹空いていない?」と緊張をほぐすように直接関係のない話から始めました。そのうちに「スーツケースの中の荷物はMくんが用意したかな?」「リュックには〇〇は入っていないかな?」「今日のこれからのスケジュールを話すね。これからあのカウンターで飛行機に乗るためチェックインをします。そこでスーツケースを預けます。次にスーツケースを手にするのはニュージーランドに着いてからです。それが終わったら、あの電光掲示板の下にある入り口からMくん一人でいよいよ入っていきます。」

 「飛行時間はおおよそ11時間。飛行機に乗って飛び立ってから1時間くらいすると機内食が配られます。機内食を食べて、少し映画を観たら早速寝よう。到着したら現地は朝です。だから飛行機で寝ておかないと疲れちゃうからね」

 4週間という期間がどのような化学反応を起こすか、出発後もずっと気になっていましたが、当の本人はとても楽しかったようです。日本で生活していた時には、外に出ることも少なかったようですが、ニュージーランドでは体を使ってのアクティビティやレッスンも多かったので、最初の頃は、疲れる日が続いたようですが「やらない選択」ということの存在もなかったことで、自分なりの塩梅の中で全てのプログラムに参加したと言っていました。もっとも印象的だったのはお母さまからのお話です。それは「ずっと半ひきこもりのような生活をしていた我が子だっただけに帰国の日に成田空港に迎えに行って、ゲートから出てきた本人を見た時に真っ黒に日焼けしていたのには本当に驚きました。本当に小さい頃日焼けした時以来の黒さでした。あのときは驚きと嬉しさでびっくりしすぎて涙も出ませんでした」と。この短期留学の経験を経てまた学校に復学して欲しいというのが、保護者さまの想いでのご相談だったのですが、帰国後、ご家族での話し合いの中で充実した短期留学、あの国ならば頑張れそうだというMくんの話から、来春4月からの「海外高校卒業プログラム」への入学を希望し渡航いたしました。Mくんには、続きがあります…詳しくお聞きになりたい方は、カウンセリングでお伝えします。



02 語学留学+海外校体験プログラムNZ
02 語学留学+海外校体験プログラムNZ

在     籍:東京の区立中学の中学2年生(女子)Aさん
不  登  校:中学1年生のころ
ご相談時の状況:起立性調節障害、部活でいじめにあう
初回 の 面談:世田谷プレイスにて、お父さま・お母さまとの面談
留  学  国:ニュージーランド
留 学 期 間:3週間(語学留学2週間+海外校体験1週間)

 「不登校になってしまい出席日数や成績が心配で、もう通信制高校しか選択はない」と思っていたときに、私たちターニングポイントの存在を知り、他の選択肢もあるのかと相談に来てくださいました。 中学2年生であるAさんの進路が心配で、早めに両親だけで行動に移しているといいます。 Aさんの高校進学に向けてのご提案を求められ、起立性調節障害ということもあり、数々の実績がありますので、自信を持ってニュージーランドへの海外高校卒業プログラムをご紹介いたしました。しかし、「本当に海外高校への進学ができるのか」がとても気掛かりだったとお母さまは言います。

 そこで、海外の高校が本当にAさんに合っているのか、向いているのかを確かめるために、一度、体験で短期留学をしてみることを提案いたしました。本人もまだ中学2年であったことで「高校進学」のイメージが湧きずらいこともあったので、最初の2週間を語学学校へその後現地校体験という希望通りの滞在期間を選択する形での留学となりました。心配していた朝の起床も問題なく毎日遅刻せずに通い、これがとても自信になったと言っています。 語学学校では、自分の英語力に合ったクラスに入ることが出来たことで、劣等感も感じず英語は分からない中でも楽しく充実したレッスンだったそうです。ただ、その後に通った現地校では、地元の生徒さんたちと一緒に通ったのですが、英語の速さに圧倒され馴染むのには時間がかかったと言っていました。とても優しいバディが付いてくれてはいたのが唯一の救いだったとも言っていました。

 Aさんはこの経験をしっかりと自分事として帰国後も良く考えてくれました。来年の高校進学への道として、日本の全日制高校に通うか、通信制高校に通うか、またはこの留学経験を活かして「海外の高校への進学」を選択するか。結果として、Aさんは海外の高校への進学という道は選びませんでしたが、この3週間の留学の経験で感じたこと、親元を離れて生活したことの自信、小さなことから大きなことまで自分で決断をしなければならなかったあのときの経験は、今回の進路選択の上でも活かされたのではないかとご両親さまは言います。

 人それぞれの選択があります。ただ、この留学の経験は必ずやどこかで活かされる、そんな留学をこれからも提案しサポートしていきたいと思います。

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