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学校の在り方

2020年01月18日

前のコラムにも書きましたが、教育機会確保法が施行され学校の在り方も少しづつ変わってきていることが伺えるニュースも散見されるようになってきましたね。「学校復帰」を前提としていた今までの学校の在り方から、多様で適切な学習環境の重要性に重点を置きつつ、学校に行かない時期を「大切な休養の時間」と捉えるように向かっていっているようです。

 

それでも、今目の前にある学校に通いづらくなっている現実から学校に通わない選択をしてしまっている子どもたちは、毎年増加しています。子どもたちに問題があるのか、社会に問題がるのか、ここに真っ向から向き合っていない社会が存在していることで、「学校に行かない子供が悪い」とまだまだ考えられている風潮があると感じます。

そんな中、大阪にある「大空小学校」の在り方は胸が熱くなります。

 

校則なし、先生の残業なし。発達障害児や不登校だった子もみんな一緒に学ぶ小学校

 

記事の中にあります「不登校は中学校が一番多いといわれてきましたが、今は小学校でも深刻な問題になっています。子どもたちは学校が恐いんです。
何が恐いって、そこにいる先生が恐い。イスの座り方から、手の挙げ方、忘れ物、挨拶、持ち物ひとつひとつの置き場所や使い方にいたるまで、軍隊みたいに厳しくチェックされて、周りと少しでも違うと注意される。」

社会のニーズは、「上司の言うことを聞くより自分で考える人間がほしい」という時代に変化しているのに、学校はいまだに先生の言うことを聞く人間を育てているんです。その結果、個性や感受性が豊かな子どもほど学校に行けなくなって、社会から排除されている現状があります。社会は、人と違う考えや行動ができる「ふつうじゃない人」を求めるようになっているのに、大人が勝手に決めた「ふつう」の基準に当てはめて判断しようとする。社会が求めるニーズと教育現場が、どんどん乖離してしまっているんです。と。

ここに書いてあることは、私たちターニングポイントも完全同感です。本当に「ふつう」ってなんだろうって思います。日本語を話すことを普通を考え、肌の色、目の色、髪の毛の色、直毛かカーリーか…日本の教育現場はなんでもかんでも「みんな同じ」と思っているのか「みんな同じ」にしようとしているのでしょう。

でも、世界に目を向ければそんな社会はどこにもないことは自明なのです。いまやテレビやインターネットの環境がある中で分かっています。子どもたち自身も「ふつう」を求める学校現場にNOと無言で答えている結果が、不登校などに結び付ていると思うのです。

しかし、一歩社会に飛び出せば「ふつうじゃない人」を求められるようになってきました。海外の子供たちは、自分で考え答えを出すことが日常です。「さあ、君ならどうする?」という問いが先生からも親からもお友だちからも投げかけられます。海外に行ったばかりの留学生の子どもたちにとっては、最初は戸惑うことばかりです。またそんな環境であるために、海外の子どもたちは自己主張が強いと感じることもあるようです。でもあるとき、みんなが自分の主張をしっかりと聞いてくれて尊重してくれていることに気付くのです。それは、想いや考え方が違うことは当たり前という大前提の上に成り立っているからなのです。それが多様性の社会でありダイバーシティなのです。「空気を読む」こともない海外で伸び伸びと学びたいように学ぶ、大空小学校のような学校は海外にこそあります。

少しでも海外の学校に興味が持てましたらぜひ留学のご相談にお越しください。留学している子どもたちの様子や留学から帰ってきた子どもたちのことなどをお伝えいたします。留学は期間の長い短いで判断されるものではないと思っています。「質」だと思っています。今学校に通えていない不登校の子どもたちでも、出発前にしっかりとした準備を整える(心のケアや留学の心得など)ことで、実りある留学生活が実現できます。

日本の学校が合わない、日本の学校が苦手な子どもたち、不登校の子どもたちを、優しく温かく迎えてくれる海外の子どもたちと学校生活を送ることで、きっと、「自分の居場所は日本だけではない」と感じることと思います。それは、世界には様々な学校が存在しています。百聞は一見に如かず(Seeing is better than hearing)、世界の見え方、自分の向かう先がガラッと変わる瞬間が、留学した先にはあると思います。

そんな皆さんの人生のターニングポイントに寄り添えたらと思います。

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