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カナダ~留学生からのお便り M.Yさん

2023年04月15日

 

2022年2月にカナダに渡航して1年3カ月が経ち、今回で4通目のお便りを届けて頂きました~

 

こんにちは。 

 

3年間の不登校と起立性調節障害を経験したカナダに留学中の学生です。 

 

私がカナダに渡航して一年とちょっとが経過しました。初めの半年ほどはカナダの語学学校を経験し、その後カナダの現地の寮付きの高校に入学しました。今回のお便りでは私が実際に半年以上語学学校と海外の高校に通ってみて感じたことについて書きたいと思います。 

 

まず語学学校の特徴ですが、英語の実力をつけることに特化しているということ、そして生徒の多国籍率が特徴的だと思います。私の語学学校ではアジア圏(日本、韓国etc.)はもちろん、南米(ブラジル、メキシコetc.)からの生徒さんも多くみられました。 

そのおかげか今まで知らなかった文化を知ることができたり、カナダ以外の文化を知ることが多かったなという印象があります。 

 

また、全ての授業はもちろん英語に特化したものなので文法なり、単語なり、日本では学びきれなかった英語力も補強できて英語の勉強にはとても良い環境だと思いました。そして、一緒に学ぶクラスメートが多国籍だという利点は文化の学びだけではなかったように思います。みんな母国語が違うため、英語のさまざまな発音に触れるという貴重な体験ができました。 

 

 

次に現地の高校です。 

現地の高校に通う中で一番びっくりしたのは日本の学校と全く評価の付け方が違うところです。私の学校では90%以上の作業がパソコンで、課題をやることによって成績が決まります。また、テストはとても少なく、代わりにProjectという今まで習ったことを駆使して行い、創造力も求められる配点の多い課題(プレゼンテーション、動画制作etc.)がだされます。 

 

 

学生寮から見た朝日(写真:上)

 

オンタリオ州のカーリングの大会に出場(写真:上)

 

個人的に現地校と語学学校で一番違いがあったのは生徒の年齢層だと思いました。語学学校では大学生や、社会人など私より大人な方が多かった印象ですが、現地校ではもちろん同年代のクラスメートと学ぶことになります。授業という点ではどちらも英語で教えられるためそこまで差はないかなと思いますが、現地校の授業はそれぞれの科目によって日本の学校でも海外の語学学校でも学ばない専門用語が出てくるのでそこが大きな違いかな、と思いました。 

 

最後に、長期留学の前に語学学校に通った方がいいか、という話をして、このお便りを締めくくろうと思います。 

 

結論から言うと、私が一番英語力の伸びを感じたのは語学学校に在籍していた時です。 

 

語学学校ではリーディング、スピーキング、リスニング、ライティングを等しく学べます。個人的には英語にだけ特化する、という期間があるのはとても貴重なことだと思います。私の場合、現地校の先生が私たち留学生の英語について指摘するのはごく稀なことです。(ESLの授業を除く)そんな中で現地の生徒と同じように授業を受けて課題をこなさなければいけなくなるとなってしまうと英語にだけ集中できたあの半年間はとても貴重で、今の高校生活の基盤となっているといっても過言ではないなと感じます。 

 

また、私は語学学校を通して起立性調節障害の難しい部分である朝の活動ができるように徐々に身体を慣らしていきました。現地の高校と違って語学学校の成績は将来に響かないので生活リズムを正すのにはうってつけだったように思います。 

 

 

以上、私が語学学校と現地の高校に通ってみて感じた違いと利点でした。最後まで読んでいただきありがとうございます。 

 

 

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