2021年10月20日
こんにちは!
今日は、ニュージーランドの小学校について!
ニュージーランドの学校はターム4が始まりました。
ニュージーランドは4学期制で、1学期は2月から、2学期は5月から、3学期は7月から、4学期は10月からになります。学期と学期の間の休み(スクールホリデー)は2週間あますが、4学期後のクリスマスホリデーは約2ヶ月のロングホリデーがあります。
まだ寒い日もありますが、先月からデイライトセービング(サマータイム)も始まり、ニュージーランドはすっかり夏の雰囲気です。ニュージーランドの海の水はとても冷たいのですが、ローカル(現地)の子どもたちは、元気に泳いでいる子がたくさんいます。
我が子の6才の長女は近くの小学校に昨年から通っています。
ニュージーランドの小学校は、5才の誕生日を迎えてから6才になるまでの間の好きなタイミングで小学校をスタートできるシステムになっています。(!)
※ということで入学式のような儀式はなく、誕生日を迎えた人から自由に学校が始まります。
今日は、面白いなと思った小学校のイベントについてを紹介したいと思います。
ブックキャラクターデイというイベントがあり、子どもたちが各々、自分の好きな本のキャラクターの仮装をして学校に登校します。
その日の午前中は、準備されたファッションショーの会場のようなキャットウォークを、子どもたちが次々にディスコミュージックに合わせて歩き、皆で盛り上がります。
練習などはなく、当日自由に楽しく皆パフォーマンスします。
先生たちも一緒に仮装して、学校全体で楽しみます。
また私が驚いたのは、無理に参加しなくてもよいこと。(!)←ここがポイントです!
制服で登校して、見物客に回る生徒さんも結構います。またすっかり忘れていて制服できてしまう生徒もいます。(笑)
自分で参加したいかしたくないかを意思表示できる環境はとても良いと思いました。(!)←ここもポイントです!
ニュージーランドの学校では、強制的に何かをやらされることが日本より少ないように感じます。
このような環境だからこそ、子どもたちは自分の意見を言ったり、好きなこと見つけたり、自然に行動できるようになるのではと感じます。
イベントでは、きちんと真面目にやることより、楽しむことを重視しているので、子どもたちも緊張せずリラックスしているように見えます。
今回は、ニュージーランドの小学校のイベントについてのお便りでした。この自由な発想(5才になったらいつでもおいで!)の学校の在り方、イベントにだって参加したいか参加したくないかを選ぶことが出来る!
こういった、自分の意見を言って良い環境が全てだと思うのです。素晴らしいニュージーランドの教育の在り方…!
今回は小学校のお話でしたが、もちろんこの考え方は小学校だけではなく、その先の高等教育においても同じです。
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